結論から言う。本作は「QUESTER(インディーズ版)」という名のもと、懐かしさと新しさが融合したダンジョン探索RPGであり、ハクスラ要素を踏まえた豊富なゲーム体験を提供している。サークルThousand Gamesの手によるこの作品は、80年代のパソコンゲームを思い起こさせるワクワク感が詰まっている。
シナリオの見どころ
本作のシナリオは、漫画家・萩原一至が構築した退廃未来の世界観を舞台にしている。プレイヤーは、魅力的なストーリーの中で多彩なキャラクターたちと出会い、様々なクエストを繰り広げることになる。特に、キャラクターたちのバックストーリーや関係性が丁寧に練り込まれているため、単なるダンジョン探索に留まらず、感情移入しながら物語を追体験できる楽しさがある。加えて、探索中に遭遇するクリーチャーやアイテムが、プレイヤーの選択によって物語に影響を与える要素もあり、リプレイ性を高めている。こうした側面は、特にRPGファンにとってはたまらない魅力だ。
こんなプレイヤーに刺さる
本作は、特にハクスラやダンジョン探索が好きなプレイヤーに強く刺さるだろう。膨大な数の武装品やキャラクターが登場し、これを改造できるシステムがあることから、自分だけの最強キャラクターを作り出す楽しみがある。さらに、スキルのコンボを駆使して戦うバトルシステムは、戦略性を求めるプレイヤーにとって非常に魅力的だ。また、「NEW GAME+」の要素も用意されていて、周回プレイを通じて新たな発見や挑戦ができる点も見逃せない。チューニングや育成が好きな人には、特に充実した体験となるだろう。
このように「QUESTER(インディーズ版)」は、懐かしさを感じさせるビジュアルやシステムを持ちながらも、現代的な要素が融合しており、ジャンルとしての深みを持った作品だ。価格¥1,100という金額でこれだけのやり込み要素と楽しさが詰まっているのは、非常にお得だと思う。間違いなく、ハクスラRPGファンにとっては見逃せない一作だ。