「俺は痴漢する」と決意する主人公の葛藤が描かれる本作『だから俺は痴漢する』。痴漢シミュレーションという刺激的なテーマを扱い、プレイヤーを困惑させる選択が待ち受ける。果たしてこのゲームが提供する体験は、どのようなものなのだろうか。
ゲーム性とボリューム
本作は、痴漢という独特の設定を活かしたシミュレーションゲームで、プレイヤーは主人公となり、様々なシチュエーションの中で選択を迫られる。具体的には、電車内での出来事を中心に、制服を着たギャルたちとのおさわりやドット表現が楽しめる。シーンごとに分かれた構成で、プレイヤーの選択次第で展開が変化するため、リプレイ性も高い。ボリュームに関しては、主要なシナリオの他にサブシナリオやエンディングが用意されており、この価格帯としては十分満足できる内容が詰まっている。
手に取る価値がある人
この作品は、痴漢やおさわり系のジャンルに興味がある方に特に刺さるだろう。また、ドット絵や断面図に惹かれる人々にもハマる要素が多い。シナリオの背景には、失業や恋人の別れといった主人公の切実な状況があり、単なる快楽を求めるだけでなく、物語としての深みも感じられる。しかしながら、このテーマに抵抗がある人には、少々受け入れ難い内容かもしれない。全体の雰囲気やキャラクターの表現が好みではない場合、楽しむのが難しいと感じる可能性もある。
そういう作品。