アクションゲームの中でも、特に探索やストーリー性を重視した作品に抵抗があるなら、むしろ「呪いの鎧II(霊魔女傳奇)」を手に取ってみてほしい。画面に映る華やかなグラフィックと、ダークなテーマの融合が新たな体験を提供してくれるはずだ。
シナリオの見どころ
本作は、「リリナ」というキャラクターが闇夜の帝国を守る姿を描いたファンタジーARPGだ。シナリオはwolfzqとAmami Inoriによるもので、彼らの独特な視点が光っている。特に印象的だったのは、リリナがただのヒロインではなく、変身ヒロインとして仲間たちを守る役割に注目している点。彼女の成長や葛藤がしっかりと描かれており、プレイヤーはその過程に引き込まれる。物語の中での多分岐要素も見逃せない。選択肢によってリリナの運命が変わり、それに伴いエンディングも大きく異なるため、何度もプレイしたくなる魅力がある。
こんなプレイヤーに刺さる
「呪いの鎧II」は、キャラクターの成長物語に重きを置くプレイヤーに特に刺さるだろう。リリナの変身ヒロインという設定は、従来のヒロイン像を覆す斬新さがあり、彼女の成長を肌で感じられる。さらに、異種えっちや触手など、従来のファンタジー作品では味わえない要素が詰まっているため、普段のゲームに飽きた人には打って付けだ。また、ファイル容量が3.39GBと適度なボリューム感もあり、じっくりと浸ることができる。特にRPGツクールMVのファンには、なじみやすい操作感で楽しめるはずだ。
クエストや探索を進める中で、プレイヤー自身もリリナの成長を実感しながら、物語の奥深さに触れることができる。多分岐の選択肢は、ストーリーへの没入感を高め、思わず夢中になってしまった。プレイヤーが求める要素が詰まった本作は、ただのゲームとしての楽しさだけでなく、心に強く残る体験を提供してくれる。しばらくは、リリナの冒険の余韻だけが、しばらく残る。