恋愛ものが苦手な人こそ手に取ってほしい作品が、あくあぽけっとの「陸上部のサバサバ女子と純愛厳禁のセフレになったら」だ。恋愛感情や甘い雰囲気を排除した、割り切った関係に焦点を当てた本作は、サバサバとした性格のヒロインとのセフレ契約を描いている。心の距離感が魅力の本作は、恋愛関係が苦手な人でも楽しめる内容に仕上がっている。
CVと演技の見どころ
本作の魅力の一つは、声優の陽向葵ゅかによる演技だ。彼女はキャラクターのサバサバ感を見事に表現しており、ストレートなセリフの中に微妙なニュアンスを盛り込んでいる。特に、セフレ契約のルールを確認するシーンや、実際にエッチな関係に入っていく過程では、明るくも冷静な彼女の声が心地よく響く。リスナーは、彼女の声を通して、あくまで友達以上の関係を維持しようとするヒロインの心情を感じ取ることができる。感情をあまり表に出さず、冷静さを保った演技が、セフレ関係の独特な緊張感を引き立てている。
おすすめしたい層
本作は、恋愛要素を避けたいというリスナーや、サバサバしたキャラクターが好きな人に特におすすめだ。また、純愛やドラマティックな展開が苦手な方にもマッチする内容となっている。セフレ契約という一見軽薄に思えるテーマを真剣に扱っており、恋愛感情を排除したリアルな関係性を描いている点が新鮮だ。恋愛が絡むと複雑になる人間関係が、サバサバ女子との軽やかな関係に変わることで、聴く側もリラックスして楽しめる。気楽に楽しむことができるため、ストレスの多い現代社会において「何も背負わずに楽しめる」エンターテインメントを求める人々に刺さるだろう。
つまり、こういった作品は、従来の恋愛ものに疲れた人に新たな楽しみを提供する。刺さる人には刺さる。