本作の見どころは3つ。背徳的なレベル上げ、囚われの姫との関係、選択による結果の変化。これらが織りなす王道RPGの新たな魅力を体感できる作品だ。
プレイの感触
「ちんたらレベル上げてる場合じゃねえ!」は、王道RPGの要素を取り入れつつ、プレイヤーの選択によってストーリーが大きく変化するのが印象的だった。ゲームを開始すると、まずはキャラクターの育成が求められる。レベル上げを通じて能力を向上させ、強敵に挑むという通常のRPGではおなじみの流れだが、本作ではその背後にある背徳的な要素がプレイヤーを惹きつける。特に、囚われの姫を助ける過程で発生するさまざまな選択肢が、ストーリー展開に強い影響を与えるため、プレイするたびに異なる体験ができるのが大いに魅力的だ。また、キャラクターたちの個性が立っており、特に姫の周囲で展開するドラマがプレイヤーを一層引き込む。私はプレイ中に、自分がどのように物語を進めるかを考えながら、ドキドキしっぱなしだった。
おすすめしたい層
この作品は、王道RPGが好きな人はもちろんのこと、背徳的なシチュエーションを楽しみたい人にも強くおすすめしたい。特に、寝取られや屈辱的な要素があるため、それに抵抗のない方にはぴったりだと思う。シナリオも高島松氏が手掛けており、彼の作品に親しんできたファンの方には安心してプレイしてほしい。逆に、そういった要素が苦手な方には気をつけてほしいが、挑戦してみる価値はあるかもしれない。私はプレイしながら、選択肢の一つひとつがどんな結果をもたらすかを考えること自体が楽しみとなり、いつの間にかゲームの世界に没頭してしまった。たっぷりのボリュームと深いシナリオが待っているので、気になる方はぜひ手に取ってみてほしい。
物語の選択とその結果が重くのしかかるこの作品。プレイ後には、その余韻だけが、しばらく残る。