最強の戦士の名を冠するエレインは、圧倒的な戦闘能力を誇るものの、その頭脳が残念なレベル。そんな彼女が邪教徒の本拠地に潜入するというストーリーが展開される本作は、一度プレイし始めると、そのおバカな彼女の魅力に引き込まれてしまう。今回は、そのプレイの感触と、どんな層におすすめしたいのかを語っていく。
プレイの感触
本作は、ツクールで作られた同人ゲームで、ファンタジーな世界観の中でバトルが展開される。エレインの戦闘能力は本物だが、アホな行動がもたらすコミカルな展開が魅力的だ。プレイを進めるうちに、彼女のアホさに思わず笑ってしまうシーンがいくつも用意されている。バトルはシンプルながらも、敵との駆け引きやスリルが感じられ、一歩間違えれば敗北してしまうドキドキ感が漂っている。エレインのアホさが逆に戦略を引き立て、思わず手に汗握る瞬間が多数存在する。プレイヤーとしての操作感も心地よく、ストレスなく進行できるのが嬉しいポイントだ。全体を通して、エレインのボケとシリアスな戦闘シーンのギャップが絶妙で、プレイ中に何度もクスっと笑わせられた。
おすすめしたい層
この作品は、ギャグ要素と戦闘の両方を楽しみたいゲーマーに特に刺さるだろう。シリアスな戦闘に疲れた人や、軽い気持ちで遊びたい人にはピッタリ。また、エレインのようなキャラクターが好きな人、特に「アホ」キャラにハマってしまう人には、まさにドンピシャな内容となっている。戦闘だけでなく、ストーリーを進める中での人間関係やコミカルな展開が好きな人も楽しめるはず。加えて、プレイ時間もそれなりにあり、じっくり浸れるのが嬉しいポイントだ。さらに、現実を忘れてファンタジーの世界に浸りたい層にもおすすめ。エレインの一挙手一投足に目が離せず、気が付いたら没入している自分がいるかもしれない。
エレインのアホさと戦闘能力が織りなす世界観は、ただのゲームではなく、ひとつの体験。「最強の女戦士。ただしアホ。邪教徒の罠」をプレイした後は、その余韻だけが、しばらく残る。