結論から言う。本作は、探索を通じてキャラクターの反応を変化させる脱出シューターとエロゲーの要素が見事に融合した作品だ。SFを舞台にした3D作品であり、プレイヤーとしては単なる脱出ゲームの枠を越えた体験が待っている。
プレイの感触
本作は3Dのシューティング要素が基本となっているが、ただの撃ち合いではない。探索の中で獲得するアイテムや情報によって、女性キャラクターの反応が変わっていく仕組みは独特で、まさにSFの世界観を感じさせる演出が施されている。淡白であっさりとしたクール系の主人公が、変化する反応を持つキャラクターとの関係を築いていく様は、プレイヤーにとって新たなドラマ性を生み出す。クールな攻めのスタンスは、選択肢によって女性優位の状況を描き出し、男主人公としての立場を巧みに利用する。無表情のキャラクター表現も効果的で、その淡白さが逆にエロさを際立たせる。
おすすめしたい層
本作は特に、SFや脱出ゲームが好きな人におすすめだ。さらに、男性受けを楽しむプレイヤーや、女性優位のシチュエーションに興味を持つ人には特に刺さるだろう。無表情なキャラクターや淡白な雰囲気が好きな人には、より一層の魅力を感じさせることと思う。しかし、淡白さが苦手な人には、やや物足りなさを感じるかもしれない。エロゲーの要素も含まれているため、ただのシューティングゲームとは一線を画す体験ができる。ストーリーやキャラクターの深みを求める人には、やや難しい部分もありそうだが、エンターテインメントとしては十分に楽しめる。
そういう作品。