「俺、尽くすよ。好きな子には…」というタイトルからは、尽くす想いや包容力を感じる。恋愛の甘さと切なさ、そしてちょっとしたエッチな要素が絡み合った本作は、リスナーを惹きつけてやまない。サークル「くりーみぃめんず」が贈るこの同人音声作品は、上司であり社畜でありながら、独占欲を秘めたキャラクターが織り成すストーリーを堪能できる。聞けば聞くほど、心がグッと掴まれる内容が待っている。
シチュエーションの妙
本作のシチュエーションは、社内の仮眠室という意外性溢れる舞台。それも、23連勤を重ねた疲れ切った上司と一緒に寝るというドキドキのシチュエーションだ。仕事のストレスを抱える彼が、頼まれると断れないお人好しで、苦労人の姿が引き立っている。その中で、いつも以上に求められる関係性が生まれ、リスナーの心を掴む。特に、彼の疲れた表情と共に隠し持つ「疲れマラ」が、ストーリーに深みを与えている。緊張感と甘やかしのバランスが絶妙で、聴き進めるにつれてどんどん引き込まれる。これ以上は言えないが、リスナーの期待を裏切らない展開が心を踊らせる。
相性のいいリスナー
この作品を楽しむには、包容力のあるキャラが好きな人、あるいは甘やかされたい願望がある人にはドンピシャだ。特に、甘やかしや独占欲をテーマにしたシチュエーションが好きなリスナーは絶対にハマる。上司が持つ一見強いけれど脆い部分に、感情移入せずにはいられない。富永修平氏の声によるキャラクターの演技は、その魅力をさらに引き立てている。しっかりとした芝居で、普通のサラリーマンとは違う魅力をもった彼の声を通じて、心の底からの「尽くすよ」という言葉が響いてくる。リスナーは、彼の独占欲や甘やかしといった要素に、ブッ刺さること間違いなし。
そういう作品。