『BATTLE TRAVERSE』の「全5面の弾幕系2D横スクロールシューティング」という紹介文を目にした瞬間、その期待感に胸が高鳴った。ドットで描かれたSFミリタリーの世界観がどのように展開されるのか、プレイする前からワクワクが止まらなかった。本作は、シンプルながらも奥深い弾幕シューティングの醍醐味をたっぷり味わえる一作だ。
プレイの感触
ゲームを始めると、まず目を引くのがドット絵の美しさだ。特に敵機や背景のデザインの緻密さは、プレイ中も視覚的に楽しませてくれる。操作は直感的で、シューティングゲーム初心者でもすぐに馴染むことができる。自機を動かしつつ弾幕を避け、攻撃を繰り出す感覚は、まさに弾幕系シューティングにおける醍醐味だ。しかし、一方で敵の攻撃パターンは容赦なく、慣れていないとすぐに撃墜されてしまうかもしれない。ここが好みが分かれるポイントだろう。難易度設定がないため、特に高いスキルを求められるプレイヤーには厳しい印象を受ける。
各面には異なるテーマがあり、それぞれにユニークなボスが待ち受けている。ボス戦はテンポが良く、攻撃パターンを読み解く楽しさがある。何度も挑戦することで、そのパターンを覚えていく喜びは、シューティングゲーム好きにはたまらないだろう。特に、最終面のボス戦は緊張感が高く、プレイヤーの集中力を試される。弾幕を捌きながら、敵の弱点を狙う感覚がたまらない。全体的なボリュームとしては5面という短さだが、それぞれの面が持つ独自の魅力がプレイ時間の短さを補っている。
おすすめしたい層
本作は、特に弾幕系シューティングが好きな人には強くおすすめしたい。ドット絵の魅力や、弾幕を避ける緊張感は、シューティングゲームの「シューティング」を楽しむために作られている。逆に、プレイヤーの操作に厳しい難易度は、カジュアルなプレイヤーにとっては苦戦を強いられるかもしれない。また、SFやミリタリーの設定に魅力を感じる人にも刺さる要素が多く、プレイすることでまるで自分がSF映画の主人公になったような気分を味わえるだろう。
さらに、セール中の価格設定も魅力的だ。660円という価格は、弾幕シューティングの楽しさを気軽に体験できるハードルの低さを感じさせる。ドット絵やSFミリタリーの雰囲気が好きな人にとっては、手軽に試せる絶好の機会だと思う。ただし、プレイする際には、ある程度の集中力と根気が必要になるため、リラックスした状態で挑戦することをおすすめする。
総じて『BATTLE TRAVERSE』は、弾幕系シューティングの一端を担う作品として、その魅力を存分に味わえる内容だ。短いプレイ時間ながらも、しっかりとしたゲーム体験が詰まっている。プレイヤーの腕前が試される点や、全5面の構成がどう評価されるかは好みによるが、好きな人にはマジで刺さる作品だと断言できる。