「『幻想少女大戦紅』というシーンに殴られた」。まさにその瞬間、プレイヤーとしての興奮が高まる。東方Projectの二次創作として生まれた本作は、弾幕システムや嫁システムを駆使し、幻想郷を舞台にした魅力的な戦略RPG体験を提供する。
プレイの感触
本作は、シミュレーションRPGの醍醐味を楽しみつつ、東方の世界観を色濃く反映した作品になっている。戦闘では、弾幕システムが特徴的で、敵の攻撃を回避しつつ、自分のキャラクターのスキルを活かして勝利を目指す。思わず「この弾幕、どう避ける?」と悩むことも多いが、それこそがプレイの魅力だ。戦略を立てる楽しさと、キャラクターの動きが絡む中での緊張感が交錯している。
また、嫁システムが加わることで、キャラクターとの絆を深めながら進める要素もあり、プレイヤーの選択がゲームの進行に影響を与える点が新鮮だ。個別のシナリオが用意されているため、各キャラクターに対する理解を深める楽しみも味わえる。ただし、シナリオのボリュームには個人差があり、長時間プレイするユーザーには物足りなさを感じるかもしれないところは留意しておきたい。
おすすめしたい層
この作品は、東方Projectのファンや、シミュレーションRPGが好きな人には特におすすめだ。弾幕アクションと戦略を組み合わせた独特のプレイ感は、一度触れてみる価値がある。さらに、キャラクター同士のやり取りを楽しむ層にも適している。個性豊かなキャラクターたちが、プレイヤーとともに戦う姿は、思わず感情移入してしまうだろう。
一方で、シミュレーションRPGに不慣れな方や、短時間でサクッと楽しみたい人には向かないかもしれない。じっくりと世界観を堪能し、戦略を練ることができるプレイヤーには、まさに「刺さる」作品だと感じる。
そういう作品。