「『シスターが悪魔に堕落する瞬間』というシーンに殴られた」。一見、短編RPGの枠を超えたインパクトがここにある。『魔王城のベルリーナー』は、大人の道楽が手掛けた、異色の脱出劇を描く作品だ。
シナリオの見どころ
本作の魅力は、シナリオに凝縮されている。聖職者の姉弟が一緒に脱出を試みる過程や、シスターが堕落するストーリーは、近親もの特有の刺激的な要素を巧みに取り入れている。実姉とショタの関係性、そしてシスターというキャラクターが抱える葛藤が、プレイヤーに強烈な印象を与える。各シーンは短くも濃密で、プレイヤーは次々と襲いかかる選択肢に翻弄される。シナリオの展開は意表を突かれ、思わず目を離せなくなる。和姦の描写も、安易なものではなく、キャラクターの心情を理解する上で重要な役割を果たしている。
こんなプレイヤーに刺さる
『魔王城のベルリーナー』は、刺激的なシナリオを求めるプレイヤーにピッタリだ。近親ものやキャラクターの成長や堕落にハマるタイプの人には特にオススメ。緊張感のある状況から逃げるという基本的な要素に加え、プレイヤーの選択によって物語が大きく変わることで、小さなアクションでも大きな影響をもたらす。このようなゲームプレイは、選択肢を選ぶ楽しさを満たし、リプレイ性も高めている。短編ながらも、深い没入感を持つこの作品は、一度触れれば忘れられない体験を提供してくれる。
そういう作品。