公園で目覚めた主人公は、知らない部屋で不安な気持ちに包まれていた。周囲を見回すと、他にも裸の女の子たちがいて、思わず視線がそちらに向かってしまう。体を隠せるものはバスタオル一枚だけ。そんな状況下で、彼女たちとともに協力して脱出を目指すという独特のストーリーが展開される、らびっとだっしゅの「ただ覗きながら脱出する物語」は、チラリズムとコミカルなやり取りが絶妙に絡み合ったゲームだ。
ゲーム性とボリューム
本作は、視覚的な面白さとともに、プレイヤーが仲間たちと協力して脱出を試みるというゲーム性が光る。プレイヤーは、周囲に散らばったアイテムを探しながら、少しずつ脱出のヒントを得ていく。その過程では、ちょっとしたお色気要素も絡むため、思わずニヤリとしてしまうシーンも多い。特に「チラリズム」というタグが表す通り、気になる場面が幾度となく訪れる。ここでのバスタオルの使い方が実に秀逸で、見えそうで見えない、そのドキドキ感がプレイの楽しさを一層引き立てている。
ボリューム面でも、しっかりと楽しめる内容に仕上がっている。シナリオやキャラクターの魅力を活かしたイベントが豊富で、各キャラクターとのやり取りも楽しめる。私は何度もプレイを重ね、異なるシナリオを楽しむことができたと思う。サクッとプレイしたい時にも、じっくりと取り組みたい時にも対応できる点が、実に良い。ファイル容量も418.98MBと適度で、PCでのプレイに支障なく楽しめる。リラックスしながら遊びたいという人にもおすすめだ。
手に取る価値がある人
この作品が特に刺さるのは、チラリズムやほのぼのした雰囲気が好きな人だと思う。一方で、レイプ要素やロリ要素が含まれているため、これらのジャンルに抵抗がある方には少し不向きかもしれない。とはいえ、全体的なトーンは軽快で、あくまでもコミカルな描写が主体。そうした要素を楽しむことができる人には、ぜひとも手に取ってほしい。
また、男主人公が女の子たちと協力するという設定は、一般的な男対女の対立構図とは異なり、相互理解や協力が重要なテーマとなっている。こうした点から、ただのエロ要素だけではなく、ストーリーや人間関係の深みを感じたい人にも合うはずだ。私自身も、実際にプレイしてみて、思いのほかじっくりとキャラクターたちに感情移入してしまった。
迷ってるなら、もう手に取ろう。