「宅飲みASMRって、結局どうなんだろう?」そんな疑問を抱えつつ、RaRoの新作《女友達の家でだらだら〜101号室・黒本くろな〜》を聴いてみた。幼馴染みのくろなと共に過ごす、心地良い癒しの時間がどれほどのものなのか、実際に体験してみることに。
CVと演技の見どころ
本作の魅力は何と言っても、CVを担当する伊藤静さんの演技。彼女の声は、聴いているだけで親しみを感じさせ、まるで身近にいるかのような感覚を与えてくれます。特に、ささやきや耳かきのシーンでは、その声のトーンや間合いが絶妙で、彼女の演技が生き生きと感じられる瞬間が多いです。バイノーラル録音による臨場感も相まって、まるで本当に隣でくろなが話しかけているかのようなリアリティがあります。ポテチとビールをコンビニでゲットしてからのダラダラした日常が描かれているので、特に日常的な会話や、友人との何気ないやり取りが好きな人にはたまらない内容と言えるでしょう。もちろん、耳かきや添い寝のシチュエーションも含まれているため、癒しを求めるリスナーには嬉しいポイントです。
おすすめしたい層
さて、本作が特に刺さるのは、友人や幼馴染との親密な関係性を重視する層でしょう。幼馴染みという設定が持つ独特の距離感により、リスナーは安堵感を覚えるはず。また、「宅飲み」というテーマが、まさに「だらだらと過ごす」ことに特化しているため、忙しい日常からの逃避を求める方にはピッタリ。とはいえ、日常音声やASMRが初めての方には、少し抵抗感があるかもしれません。特に耳かきや添い寝といったシチュエーションが苦手な方には、好みが分かれそうです。しかし、逆にこのようなシーンが楽しめる方にとっては、非常に満足感のある作品に仕上がっていると思います。
この読後感、他で得られるだろうか。