本作の見どころは3つ。ヤクザの裏社会を舞台にした日常、ヘタレ補佐とツンデレ若頭の可愛らしいやり取り、そしてコメディチックな雰囲気。
作画と構成
本作「それはどこにでも存在するが受け入れるのは容易ではない」は、サークルhard daysによる作品で、特に絵柄の魅力が際立っています。キャラクターの表情や動きが非常に豊かで、感情の起伏がダイレクトに伝わってきます。特に、ヘタレ補佐の「ヘタレ」さが、絵のタッチや構図によって巧みに表現されています。ツンデレ若頭との対比が際立ち、読んでいるこちらまで微笑ましい気持ちにさせてくれるんです。また、コマ運びが小気味良く、ストーリーがスムーズに進むことで、テンポよく笑いが生じるシーンが多いのもこの作品の大きな魅力です。
手に取る価値がある人
この作品は、ボーイズラブのファンや、ヤクザものに興味がある方には特に刺さるでしょう。ヘタレ攻めとツンデレのキャラクター設定に全振りしているため、恋愛模様を楽しむことができるのはもちろん、コメディとしての要素も強く、日常の中の小話として軽い気持ちで楽しむことができます。また、全体的に全年齢対象なので、幅広い層の読者に受け入れられる内容になっています。こうした日常の中に潜むクスッとくる瞬間が、私の心を掴んで離しませんでした。
そういう作品。